きっかけは、カミサンが仕事中に配達先の福岡農業試験場で引き受けて来ました。
“はな”には他に3匹の兄弟が居ました。
でも、“はな”だけは貰い手が無くて保健所から引き取りが来る日に
カミサンが引き受けて来ました。
約11年前の2月14日、バレンタインデーの日に我が家にやって来ました。
何しろ金魚以外のペットを飼った事が無いのに、いきなり仔犬が来てました。
ちゃんと育つんだろうか?、しつけは大丈夫だろうか?
とにかく毎日が試行錯誤の毎日でした。
はなが居た11年と10ヶ月は色んな体験をした日々でした。
はな、思い出を有難う・・・ |
日々は過ぎて行き10才を迎えようとした頃でした。
吹き出物が出来ていたので病院へ連れて行きました。
そして、検査の結果「肥満細胞腫」と診断され手術となりました。
更に検査した結果、あと半年・・・と宣告されてしましました。
その日は家族みんなで“はな”を囲んで泣きました。
いくらペットとは言え、家族の大切な一員です。
日々は過ぎて1年以上“はな”は病気と闘いました。
もちろん私達家族も闘いました。
最後の時を迎える1ヵ月は、みるみると弱っていくのが目に見えました。
旅立つ3日前に急に立てなくなり、即病院へ行きました。
診断の結果とりあえず輸血が必要との事、
輸血をしないと今日が・・・
検査をすると血液の成分は殆ど水に近い状態でした。
肥満細胞腫による極度の貧血でショック状態だったのです。
そして担当の先生より・・・今日が最後の治療となります。
よく頑張りましたね。
私は最後の望みで、輸血をお願いしました。
もう、これ以上頑張らせる事は酷なのは頭ではわかっていましたが、
カミサンとも会えずに旅立ってしまうのは忍びなく、
家族で看取ってあげたかったので、もう少しだけ頑張って貰いました。
その2日後、たくさんの思い出を残して“はな”は家族全員に見守られて
旅立って逝きました。
この仔は、近所の方々からも良く可愛がってもらってた事もありまして。
亡くなった知らせを聞いた近所の方達からも見送りに来て頂きました。
“はな”、あなたが虹の橋へ旅立って一年が過ぎようとしています。
今は、“ふく”という仔が来てくれて私達家族を癒してくれています。
この仔もあなたと同様にたくさんの思い出を作っていきます。
ありがとう・・・“はな”。
ふく、よく我が家に来てくれました。 |
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